名古屋大学におけるノーベル賞研究コーナー
2001年にノーベル化学賞を受賞した野依良治博士、
2008年にノーベル物理学賞を受賞した小林誠博士、益川敏英博士、
2008年にノーベル化学賞を受賞した下村脩博士、
2014年にノーベル物理学賞を受賞した赤﨑勇博士・天野浩博士を讃えるコーナーです。
2001年ノーベル化学賞コーナー
主なパネル
- 受賞対象となった研究の概要
- 野依良治さんの略歴
- BINAP触媒による不斉合成反応の原理
- 少年時代:自然の中で感性を高める
- 京大時代:知性とスキルをみがく
- 名大へ移ってから:高い志で"価値の発見"
- 実験の虫
- 不斉合成反応研究の開花
- 野依さんを取り巻く人々の輪
- 科学は美しい(2001年10月11日中日新聞夕刊記事)
実物展示
- 溶媒蒸留装置(ノーベル賞を支えたガラス加工技術)
- キラリティー(鏡像関係)の分かる炭素四面体の模型
2008年ノーベル物理学賞コーナー
主なパネル
- 受賞対象となった小林・益川理論の概要
- 小林さん・益川さんの略歴
- Sakata's Nagoya School(ノーベル賞委員会による2008年物理学賞の学問的背景の解説文
- 湯川(1935)中間子論以来の素粒子研究のながれを示す年表
- 若き日(1960年代)の小林さんと益川さんの写真
- 小林・益川理論とは?(同理論の解説:理学研究科素粒子論研究室作成)
- クォーク(Quark)に関するミニ知識(クォークの解説図表)
- 坂田哲学「真理はあなた方を自由にする」
- 気配りの坂田(学生が萎縮しないような気配りのエピソード)
- 益川さん・小林さんが在籍した頃(1968年12月)の素粒子論研究室(E研)のメンバー写真
- 益川、相撲を取ろう!(物理学教室の自由な雰囲気を伝える1枚の写真)
- 小林さん、益川さんがのびのびと研究することができた名大理学部物理学教室
- 文武両道の早川先生、上田先生
- 科学者としての人を見る目
- 1954年当時の理学部のキャンパス風景写真
実物展示
- 坂田昌一博士の胸像、坂田昌一博士の論文集、益川敏英博士の修士論文(1964)(コピー)
- 小林誠博士の修士論文(1969)(コピー)、ドイツ語で書かれた坂田先生直筆の卒業生に贈る言葉など
2008年ノーベル化学賞コーナー
主なパネル
- 受賞対象となった研究の概要
- 下村脩さんの略歴
- 下村さんが微量天然有機物の抽出・精製・単離の技術を磨いた平田研究室
- 1950年代後半の平田研究室
- 1960年代の下村さん
- 名古屋大学理学部附属水質科学研究施設時代の下村さん(当時の写真)
- 発光生物との出会い
- オワンクラゲとの日々1
- オワンクラゲとの日々2
- 「あきらめないこと、自信を持つこと」(下村さんからのメッセージ)
- オワンクラゲの光り方
- 緑色蛍光タンパク質Green Fluorescent Protein(GFP)とは
- 1964年のIUPAC国際会議のときの"青焼き"担当者名簿
実物展示
GFPの発光体験装置、オワンクラゲの標本、下村さんの使った実験乳鉢・乳棒など
2014年ノーベル物理学賞コーナー
主なパネル
赤﨑勇博士・天野浩博士の研究概要 LED-低消費電力、低発熱、長寿命の発光デバイスの紹介、LEDの色、青色LEDの実用化にむけての解説パネルなど
実物展示
光の3原色を体験できる装置など