博物館報告
名古屋大学博物館報告 編集委員(EDITORIAL BOARD)
編集委員長 EDITOR
- 藤原 慎一 FUJIWARA Shin-ichi
- 機能形態学 Functional Morphology
編集委員 ASSOCIATE EDITORS
- 吉田 英一 YOSHIDA Hidekazu
- 応用地質学 Engineering Geology
- 門脇 誠二 KADOWAKI Seiji
- 先史考古学 Prehistoric Archaeology
- 新美 倫子 NIIMI Michiko
- 環境考古学 Environmental Archaeology
- 束田 和弘 TSUKADA Kazuhiro
- 構造地質学 Tectonics
- 西田 佐知子 NISHIDA Sachiko
- 植物分類学 Plant Taxonomy
名古屋大学博物館報告(Bulletin of The Nagoya University Museum)の編集規約及び投稿規定
〔編集規約〕
- 発行目的
本誌は基礎科学(人文科学,社会科学,自然科学)に関する研究成果の公表や博物館資料の解説,及び名古屋大学博物館の活動を報告するために発行する.
- 編集委員会
編集委員会は,博物館教員,及び博物館運営委員会が指名した者から構成される.
- 編集方針
投稿原稿のうち,原著論文は公平かつ適切な査読を行い,資料報告や活動報告は体裁のチェックを行った後,編集委員会によって,その採否が決定される.既に他誌に発表されたか,あるいは他誌に投稿中の論文と同じとみなされる内容の原稿の投稿は認めない.冊子への掲載の順序は編集委員会の決定に全て一任されるものとする.
- 投稿有資格者
本誌に投稿できる者は,①名古屋大学に籍を有する者,及び過去に籍を有していた者,②編集委員会が事前に承認した者,の二者とする.②について,①に該当しない者で本誌に投稿を予定している者は,事前に編集事務局に連絡し,投稿を予定している内容を伝えること.②の投稿資格の可否は,編集委員会で審議ののち決定する.投稿された原稿の内容に関して,筆頭著者及び全ての共著者が責任を負うものとする.
- 投稿
原稿及び所定の投稿カードのデータを,『名古屋大学博物館報告』編集事務局宛てに電子メールで送付する.メールアドレスは下記の通り.
〔原稿送付先〕 bulnum(at)num.nagoya-u.ac.jp (ただし,「(at)」は「@」に変換すること)
一通のメールのサイズは5MBまでとする.投稿原稿のファイルサイズが大きい場合は,複数のメールで分割投稿するか,ファイル転送サービス,あるいはCD-RやDVD-Rなどの電子媒体による郵送(下記送付先)等で行う.〔原稿送付先〕〒464-8601 名古屋市千種区不老町
名古屋大学博物館
『名古屋大学博物館報告』編集事務局 - 発行時期
発行は年1回,毎年3月1日を発行予定日とする.
- 投稿締め切り
投稿は随時受け付ける.
- 投稿原稿の受付
投稿原稿が本誌発行目的に明らかに反している場合や,体裁や内容に著しい不備がある場合は,編集委員会により受領却下(editor reject)を行う.
- 投稿原稿の受理
投稿原稿は,原著論文については査読及び体裁のチェックを,資料報告や活動報告については誤植や体裁のチェックを実施した後,編集委員会がその掲載の可否を決定する.原著論文の査読結果は以下のように分類するものとする.
- 受理(accept):原稿がそのままの状態,あるいはごく軽微な修正で掲載できるもの.
- 軽微な変更条件付きでの再投稿(minor revision):原稿の一部に修正を加えることが望ましい事項や,細かな修正点があるもの.
- 大幅な変更条件付きでの再投稿(major revision):原稿に大幅な修正を加えることが望ましい事項や論理的に不十分な点,その他多くの修正点があるもの.
- 却下(reject):内容に大きな論理的誤りがあるものや,本誌の発行目的を逸脱すると考えられるもの.
- 修正原稿の再投稿
査読結果は,査読者のコメントと編集事務局のコメントとともに,編集事務局から著者に通知される.著者が原稿を本誌に再投稿する場合は,各コメントに対してどのように対応したかを明記した文章を,再投稿原稿とは別に添付すること.
- 校正
受理された原稿は,編集事務局で体裁を整え,印刷所で組版を行う.組版後の原稿の校正は誤植の訂正に限る.初校及び再校は著者が行う.
- 出版
受理原稿は,校正後に随時,当館HP(http://www.num.nagoya-u.ac.jp/outline/report.html)にearly view原稿として電子ファイルにて無料公開する.これらの掲載原稿は年度末に,DOI及びページ番号を付与し,新たな号にまとめ,当館HP上で無料公開及び紙媒体で出版する.
- 別刷り
希望者は著者負担で別刷りを作ることができる.
- 著作権
本誌に掲載された著作物の著作権は名古屋大学博物館に属するものとする.
- 著作物の転載
著作の全部ないし一部を著者自身が他に利用する場合は,その出典を明示すること.第三者が転載利用を希望する場合は編集事務局に申し出ること.その上で,編集委員会と著者の協議により可否を決定する.
標本資料や展示風景が載っている著作の全部ないし一部の転載については,転載者の責任の下でその所有者ないし所有機関の規定に従うこと.本館の標本や展示風景の転載については,「名古屋大学博物館 館内利用要領」に従うこと(問い合わせ先は編集事務局).
〔投稿規定〕
- 投稿原稿の種類
原著論文,資料解説,名古屋大学博物館の活動報告.
- 投稿原稿の枚数制限
原著論文,資料解説及び活動報告は,図表や図版を含め,刷り上がり40ページ以内を原則とする.なお,刷り上がり1ページあたり,和文は約1,800字,欧文は約4,300字を目安とする.
制限枚数を明らかに超過しそうな場合や,図版の大きさが誌面に掲載可能なサイズ(幅161mm,高さ244mm)を超える場合は,博物館HPからダウンロードできるSupplementary Material(1論文あたり,上限2MBまで)を作成してもよい.ただし,Supplementary Materialの作成の責任は著者が負うものとする.刷り上がり時に制限枚数を超過した場合は,編集委員の判断で図表の縮小を行う,もしくは,著者に対して一部の図や文章のSupplementary Materialへの移行を求める.
- 投稿時の提出物
投稿に際しては,テキスト,図,表,図版等のデータを下記の電子メールアドレス宛てに添付して送付する.
〔送付先〕『名古屋大学博物館報告』編集事務局 bulnum(at)num.nagoya-u.ac.jp (ただし,「(at)」は「@」に変換すること)
なお,電子メールでの投稿ができない場合は,データをコピーしたCD-RもしくはDVD-Rでの提出も認める.その場合のデータの送付先は下記に記す.提出された媒体は原則として返却しない.
〔送付先〕〒464-8601 愛知県名古屋市千種区不老町
名古屋大学博物館
『名古屋大学博物館報告』編集事務局 - 投稿データの形式
投稿データは下記それぞれを別ファイルとして提出すること.①投稿カード及び②原稿,そして必要に応じて,③表,④図,⑤図版,⑥図表とキャプションをまとめた単一のPDFファイル,⑦Supplementary Material.文章の割り付けや図表の配置は印刷所で行うため,テキストと図表ファイルは完全に分け,Wordファイルには図表を埋め込まないこと.各ファイルは,著者の責任の下,完成させたものを投稿すること.
- ①投稿カード―Wordファイル(.doc及び.docx)もしくはメールでのテキスト情報のみ受け付ける.原稿の種別(原著論文,資料解説,博物館活動報告),表題,著者名,所属,住所,要旨(以上,和文,英文とも),連絡先所属(住所,電話番号,Emailアドレス),査読者の候補1名以上(氏名,連絡先).
- ②原稿―Wordファイル(.doc及び.docx)のみ受け付ける.原著論文及び資料報告は,表題,著者名,所属,住所,要旨(以上,和文,英文とも),本文,引用文献,図表のキャプションを付ける.ただし,博物館活動報告は要旨を付けなくても良い.査読工程の簡便性のため,原稿はWord上で行数をレイアウト表示すること.
- ③表―Wordファイル(.doc及び.docx)もしくはExcelファイル(.xls及び.xlsx)のみ受け付ける.フォントサイズ9pt以上で,誌面の縦向き(幅161mm,高さ244mm)もしくは,横向き(幅244mm,高さ162mm)に収まるサイズで作成すること.
- ④図・⑤図版―300dpi以上の解像度の指定された画像ファイル形式(.bmp,.eps,.jpg,.pdf,.tiff)でのみ受け付ける.テキストが埋め込まれない形式のファイル(例えば,.ppt,.pptx,.xls,.xlsx 等)は開くOSによってフォントや行間がずれる可能性があるため,これらを画像として投稿することは認めない.図・図版は,誌面に合わせて拡大・縮小してレイアウトされるため,誌面の縦向き(幅161mm,高さ244mm),もしくは,横向き(幅244mm,高さ162mm)に収めた際に,文字が十分認識できるアスペクト比で作成すること.原則として,印刷時の図・図版のサイズの指定は認めないが,サイズの指定を希望する場合は個別に相談に応じる.1通のメールに添付するファイルが5MBを超える場合は,複数のメールに分けての送信,オンラインストレージの利用,CD-RやDVD-Rでの投稿を適宜検討すること.図は著者がデジタル化し,投稿時に図として完成された状態にしておく.紙媒体での提出は認めない.なお,高精細な図の掲載を希望する場合は,原稿が受理された後に,相談に応じる.カラーでの図の投稿も認めるが,冊子体では原則としてモノクロ印刷となるため,カラー図版をモノクロ印刷しても綺麗に印刷されることを投稿前に確認しておくこと.冊子体で図をカラー印刷することを希望する場合は,著者にカラー印刷分の印刷実費を請求する(後述).相談に応じて,オンライン版をカラー,印刷版をモノクロで印刷するように指定することにも対応する.標本資料の写真やデータ,他の著作物に掲載された図などを本誌に掲載する場合は,著者の責任の下,それぞれの所有者,所有機関,出版社に問い合わせ,許諾を得ること.
- ⑥ 図表とキャプションをまとめた単一のPDFファイル―査読用に図表とキャプションをまとめた単一のPDFファイルを別途作成すること.誌面に印刷可能な枠(幅161mm,高さ244mm)に収まるよう,図表とキャプションを順番に並べること.また,ファイルサイズが2MBを超えないように,画像解像度を下げるなどして作成すること.
- ⑦ Supplementary Material―1論文あたり,上限2MBまでのSupplementary Materialを作成してもよい.ただし,Supplementary Materialの作成の責任は著者が負うものとする.Supplementary Materialは冊子には含まれないため,カラーや原稿サイズについての制限は求めない.Supplementary Materialは博物館HPからダウンロードできるように掲載される.読者の利便性のため,単一のPDFファイルにまとめることが望ましい.
- 本文の体裁
投稿原稿はWordを用いてA4版用紙で作成し,和文はMS明朝,英数字は全てTimes New Roman,特殊記号はSymbolとする.四隅に幅3 cmの余白をとる.本文はテキストのみで構成し,通し行番号を付けること.本文のファイルに図表を含めてはならない.小見出しは中央寄せでブロック体とする.和文の句読点は,「.」(全角ピリオド),「,」(全角コンマ)を用いる.欧文の句読点は"."(半角ピリオド),","(半角コンマ)を用いる.篆書体などの特殊なフォントには対応できない.
本文の末尾に,全ての表,図,図版のキャプションを挿入すること.表,図,図版にはそれぞれ通し番号をつけ,全ての図表が本文中に引用されていることを確認すること.
- 引用文献の書き方
本文中で文献を引用する場合の例を以下に示す:「(Baumgartner, 1984; 鈴木ほか,1985; Yoshida et al., 2005)」,「Yoshida et al. (2005)は...」,「鈴木ほか(1985)は...」.本文中で引用した文献は,全て「引用文献」欄に示すこと.また,「引用文献」で引用したものが全て本文ないし図表のキャプションで引用されていることを確認すること.
原則として著者名のアルファベット順に,著者名,(年),表題,誌名/書籍名,出版社名,巻(号),ページを記す.誌名/書籍名は省略せずに記し,イタリックとする.巻数はボールドとする.先頭ページと最終ページの範囲指定はエヌダッシュを用いる.
<例>- Baumgartner, P. O. (1984) A Middle Jurassic-Early Cretaceous low-latitude radiolarian zonation based on unitary associations and age of Tethyan radiolarites. Ecologae Geologicae Helvetiae, 77, 729–837.
- Holmes, D. (1978) Holmes Principles of Physical Geology, 3rd ed. Nelson, 730p.
- Nishida, S. and Mohamed, M. (2000) Preliminary study of the cuticular features in eleven angiosperm species from Klias and Binsulok, Sabah. Mohamed, M., Yusoff, M., and Unchi, S. (eds.), Klias-Binsulok Scientific Expedition, Universiti Malaysia Sabah, Kota Kinabalu, 35–41. Universiti Malaysia Sabah, Kota Kinabalu.
- 鈴木和博・佐脇貴幸・堀内達郎 (1985) X線マイクロアナライザによる全岩分析のためのガラス新作成法.岩鉱:岩石鉱物鉱床学会誌,80,316–319.
- Yoshida, H., Takeuchi, M., and Metcalfe, R. (2005) Long-term stability of flow-path structure in crystalline rocks distributed in an orogenic belt, Japan. Engineering Geology, 78, 275–284.
- 図,表,図版の引用の仕方
表は本文とは別のファイルで作成し,全ての表に通し番号を付ける(和文の場合は「表1,表2,...」,英文の場合は"Table 1, Table 2, ..."とする).図は本文とは別のファイルで作成し,全ての図に通し番号を付け(和文の場合は「図1,図2,...」,欧文の場合は"Fig. 1, Fig. 2, ..."とする),図表のファイル名に図表の通し番号を明記すること.図版(写真)は必要最小限の枚数とする.図は出来るだけ原寸大のものを準備すること.ただし,印刷時のサイズは最終的に編集委員会が決定する.
カラー図版は,その旨を投稿時に,投稿カードの注意書きにて指定する(カラー図版の指定がない図については,原則的にモノクロ印刷する).
和文中で図や表を引用する場合は,以下の引用例を参考にする―(図1),(表1),(図1, 2),(図1–3),(図1;表1, 2).欧文中で図や表を引用する場合は,以下の引用例を参考にする―(Fig. 1), (Table 1), (Figs. 1, 2), (Figs. 1–3), (Fig. 1; Tables 1, 2).本文中に,全ての図表が引用されていることを確認すること.
- 著者負担費用について
冊子体上で図をカラー印刷することを希望する場合は,初版のカラー印刷費用分の実費を請求する.
(2023年3月1日改訂)